「購入費用」支払タイミング

まず、購入物件を決めてすぐに必要になるのが「申込証拠金」です。新築マンションの場合、5万円から10万円程度が相場です。購入する意思があることを示すものであり、まだ契約が成立したわけではないので、契約前にキャンセルした場合は返還されるのが一般的です。しかしトラブルを避けるためにも、申込証拠金の有効期限や、キャンセル時の全額返還を書面で確認し、領収書をもらっておくのが賢明です。契約後は、「手付金」の一部に充てられることになります。

約一週間後の売買契約の際には、「手付金」の支払いが行なわれます。物件価格の10%から20%が相場です。一般的に、物件購入代金の一部に充てられ、契約をキャンセルした場合でも返還はされません。支払う金額や、新築マンションの場合は建物の完成状況によって、手付金の保全処置がとられることがあります。売主側の事情で契約がキャンセルされる場合に、手付金が確実に返還されるようにするためのものです。具体的な内容をしっかり確認しておくことが大切です。手付金を支払う前に、重要事項説明書と契約書の内容をよく確認し、書類は大切に保管しておきましょう。

物件完成後、引渡しの前に、残金決済が行なわれます。物件購入価格から手付金の支払額を引いた残額を支払います。ローンで支払う場合には、確実に残金決済期日までに支払われるように確認しておきましょう。
この時期には、他に購入諸費用(新築マンションの場合は修繕積立基金など)も必要です。入居費用やその後の生活費も含め、前もってよく準備しておくことが大切です。